【ゆるネントレ】子ども2人とも生後3ヶ月から朝まで寝るようになった方法
夜間の授乳や寝かしつけで毎日クタクタ…「いつになったら朝まで寝てくれるようになるんだろう?」と、思ったことはありませんか?赤ちゃんが産まれてすぐの頻回授乳は仕方ないと割り切れますが、それが2ヶ月・3ヶ月と続いてくるとだんだんしんどくなってきますよね。
私も1人目の時、夜中に何度も起きてしまい、眠れない日々が続いていました。そろそろまとまって眠りたいと思った時に、“泣かせない・無理しない・ゆるく整える”だけの【ゆるネントレ】を取り入れたところ、生後3ヶ月で朝までまとまって寝てくれるようになりました!
この記事では、私が実際にやって効果があった「生後3ヶ月から朝まで寝るようになったゆるネントレ5つの方法」をまとめています。
- 厳しいルールなし
- 泣かせて寝かせる必要なし
- 今日から真似できる習慣だけ
同じように「朝まで寝たい」けど「無理はしたくない」という方にぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
子どもが朝まで寝るようになったゆるネントレ方法5つ
①:朝起きる時間を固定する
夜泣き対策=夜の工夫と思われがちですが、まずは朝を整えることからやってみましょう。
やり方
- 毎朝同じ時間に起こす
- カーテンを開けて太陽の光を浴びせる
- 「おはよう」と声をかけ、1日の始まりを知らせる
朝の光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜の睡眠の質が高まると言われています。また、声掛けをすることで「今は朝なんだよ」ということを脳に伝え、昼夜の区別を少しずつ身につけていくことができます。特に生後3〜4ヶ月頃から生活リズムが整い始めるため、夜にまとまって眠れるようになるための習慣づけとしてとても効果的です。
しっかり朝は◯時に起こすとかは決めなくて大丈夫。“なんとなくそろえる”くらいが続けやすいポイントです。
②:昼寝の最終時間を決め、それ以降は寝かせない
夜にスムーズに眠るためには、寝る前に適度な眠気を持ってくることが大事です。夕方遅くまで昼寝させてしまうと、夜の寝つきが悪くなり、結果的に入眠に時間がかかってしまいます。
やり方
- 昼寝の最終は17時まで(これはあくまで目安です。月齢が上がってくると、昼寝の最終時間も早くなってくるので、就寝時間から月齢ごとの活動時間を引いて何時までに起こすべきか逆算してみてください。)
- 夕方寝が長すぎる場合は、20〜30分程度で起こす
1日を通して昼寝が少なかったり、自分の休憩時間を長く取りたいと思う時は少し長く昼寝させる時もありますので、あまり考え過ぎず、臨機応変に取り入れてみてください。
③:寝る前の入眠ルーティーンをつくる
毎日同じ流れで「今から寝るよ」の合図をつくっておくと、安心して入眠しやすくなります。
やり方
1.寝る1時間前から部屋を暗くする
我が家は20時就寝なので、その1時間前の19時には部屋を暗くしています。部屋を暗くすることで、「もうすぐ寝る時間」ということを自然と体に覚えさせます。
そして、部屋の電気は昼光色(白い光)ではなく、電球色(オレンジの光)がおすすめ。電球色はオレンジがかった温かい光でリラックス効果をもたらしてくれたり、気持ちを落ち着かせてくれたりするので、「興奮して寝ない」ということにはなりにくいです。
2.寝るまでの行動を語りかける
「お風呂に入ってミルク飲んだらねんねだよー」、「お着替えしてミルク飲んだらねんねだよー」など、次に何をしたらねんねなのか、何回も語りかけることで赤ちゃんに刷り込みを行います。
そうすることによって、何も言わずいきなり寝かせるよりも赤ちゃん自身が「今からねんねなんだ」という気持ちになって、すんなり睡眠に移行しやすくします。
3.スワドルアップ・おくるみを使用する
生後3ヶ月〜4ヶ月くらいまではモロー反射があり、その影響で赤ちゃんがなかなか寝つけなかったり、夜中に起きてしまったりしますよね。
そこでスワドルアップやおくるみを使うことで、モロー反射を抑えられ、赤ちゃんがよりぐっすり眠れるようになります。
個人的にはこれが一番即効性があると思うので、まだ持っていない方は購入を検討してみてください。
完璧じゃなくて大丈夫。“だいたいの流れ”で充分習慣化されます。「寝かせやすい土台づくり」を意識することが大切です。
④:夜間の刺激を最小限にする
寝かしつける前(20時頃)に授乳してそのまま朝まで眠る赤ちゃんもいますが、我が家では夜中2〜4時頃に起きてしまうことが多く大変でした。そこで、授乳や夜間の対応を見直してみました。
やり方
- 23時〜0時頃赤ちゃんが寝ているタイミングで授乳をする
- おむつ替えの時はしゃべりかけない
20時に寝かしつけたあと、23〜0時の間に赤ちゃんが“寝たままの状態”でもう一度授乳するようにしたところ、夜中に起きることがなくなり、親もまとまった睡眠が取れるようになりました。また、おむつ替えでは話しかけないことを徹底して、“夜は寝る時間”ということを覚えさせ再入眠しやすくしました。
「赤ちゃんが起きても興奮させない」ことがポイントです。
⑤:寝かしつけはゆるめの方針で行う
ゆるネントレの一番のポイントは、とにかく赤ちゃんに安心感を与えることです。ネントレを本気でやろうとすると、ベビーベッドに1人で寝かせたり、泣いても一定時間見守ったりと親も忍耐が必要で、泣いている赤ちゃんを見るのは結構心苦しいですよね。泣いて無理に寝かせない方法がおすすめです。
やり方
- まずは授乳や抱っこで安心させる
- 無理にベビーベッドに寝かせない
- 1人にさせなくてもいい
- 泣いたら抱っこしてもいい
添い寝して寝るまで横にいてもいいし、泣いたらすぐに抱っこしてもいい、「抱っこを否定せず、布団にも慣れさせていく」という中間スタイルで無理なく行ってみてください。(※添い寝する時はベッドインベッドを使用するなど、赤ちゃんの安全に配慮してくださいね。)
ネントレ失敗したこと・やらなくてよかったこと
ゆるネントレに落ち着くまでにいくつか「これは合わなかったな」という方法もありましたので少しだけ紹介します。
泣いてもあえて寝室に置いておく
「泣いてもそのまま寝るのを待つ」方法は、うちの子には合わず逆にギャン泣き…。寝るスイッチが入るどころか、そのままヒートアップするということがほとんどでした。泣いたら抱っこして、落ち着いたら布団に置くというやり方の方がすぐ寝てくれてたので、“放置型”はやめました。
一気にルールを詰め込みすぎる
完璧にやろうとすると、しんどい&続かない。あれもこれもとやっていると疲れてしまいますよね。最初は出来そうなことから始めていって、慣れたら他のも挑戦してみるくらいの気持ちでちょうどいいです。
まとめ:ゆるネントレは無理のない範囲で
「生後3ヶ月から朝まで寝るようになったゆるネントレ5つの方法」は以下の5つでした。
①:朝起きる時間を固定する
②:昼寝の最終時間を決め、それ以降は寝かせない
③:寝る前の入眠ルーティーンをつくる
④:夜間の刺激を最小限にする
⑤:寝かしつけはゆるめの方針で行う
私は実際この方法で、子どもが朝までぐっすり寝てくれるようになり、自分もまとまった睡眠を取れるようになりました。
最初はしっかりネントレしようとして上手くいかず、大変でしたが、ゆるネントレに変えてからは心に余裕がもてるようになりました。
子どもや自分の睡眠に悩む方にとって、この“泣かせない・無理しない・ゆるく整える”だけのゆるネントレ方法が少しでも役に立てば嬉しいです。
