【連続育休】育休手当はどうなるの?支給条件と注意点を年子ママが解説!
- 「連続して育休を取得したら、育休手当はどうなるの?」
- 「2人目も同じ額もらえるのかな?」
など、年子や短い間隔での出産を考えている方にとって、育児休業給付金(育休手当)が継続して支給されるかは大きな不安のひとつです。
私自身、1人目の育休中に2人目を妊娠し、復職せずに連続育休を取得しました。その過程で「育休手当の仕組みが想像以上に複雑」だと実感したからこそ、本記事では制度のポイントをわかりやすく解説し、
- 手当がもらえる条件
- 減額される可能性
- 実際に注意しておきたい点
を、まとめてお届けします。
家族計画や家計管理にも関わるため、「知っておけば損しなかった…」とならないよう、ぜひ参考にしてください。
連続育休とは?
「連続育休」とは、第1子の育児休業中に第2子を妊娠し、そのまま第2子の産休・育休に移行するなど、切れ間なく育児休業を取得することを指します。
育休を取得中にあらためて次の育休に入る場合でも、所定の要件を満たせば育休手当は連続して支給されます。
ただし同時に複数の子の育児について、重複して育休を取得したり、給付を受けたりすることはできません。
【参照】業務取扱要領|雇用継続給付関係 (育児休業給付)|厚生労働省
連続育休でも育休手当はもらえる?支給条件について
連続育休を取得する場合でも、「育休手当」の支給条件は、基本的に通常の育休と同じです。
連続育休でも育休手当を受け取るには、雇用保険の被保険者であることに加え、以下の要件を満たす必要があります。
- 子が1歳未満(条件によっては最長1歳6ヶ月または2歳)で、その子を養育するために育児休業を取得すること。
- 育休開始日前の2年間(特例で4年間※1)に、「賃金の支払基礎日数が11日以上ある(または80時間以上就業した)月」が12か月以上あること。
- 育休中の就業日数が、最大10日(10日を超える場合は就業した時間数が80時間)以下であること。
一方で、これらの要件を満たさない場合は支給対象外となります。
※1:算定期間に病気やケガなどのやむを得ない理由で30日以上続けて賃金が払われなかった期間がある場合は、最長4年まで遡ることができます。
連続育休で育休手当は減る?
「連続育休で育休手当が減ったらどうしよう…」そんな不安を感じる方は少なくありません。
実際に制度をきちんと理解していないと、思わぬ形で手当が減ってしまうことがあります。
ここでは、育休手当が減ってしまう可能性があるパターンと、その理由を紹介します。
①:育休期間を対象として事業主から賃金が支払われた場合
育休中に事業主から賃金が支払われた場合、その金額に応じて給付金が減額される仕組みがあります。
事業主から支払われた賃金の額が「休業開始時賃金日額×休業期間の日数」の、13%超~80%未満の場合、その金額を差し引いた額が給付額となり、80%以上だと給付自体が停止します。
②:育休と育休の間に月11日以上就労した場合
育休と育休の間で月11日以上就労した場合、その際の賃金を次の子に係る育休手当の算定に使用する場合があります。その結果、支給額が上の子に比べて少なくなる可能性があります。
つまり連続育休の場合は、給付期間中に収入があったり、前倒しで就労したりすると支給額が少なくなることがあるので注意が必要です。
支給額について不安がある場合は、あらかじめ勤務先に給付の対象になるかを確認しておきましょう。
連続育休取得の注意点
連続育休は、復職せずに切れ目なく取得できる一方で、注意すべきポイントがいくつかあります。
手続きや、育児・保育の環境整備など、事前に備えておくことで、安心して次の育休に入ることができます。
①:連続育休でも申請が必要
連続育休で休業が途切れない場合でも、育休手当は自動で支給されないため、次の育休が始まるときにはあらためて申請手続きが必要です。
申請が遅れると支給が途切れたり、振り込みが遅れたりする恐れがあります。
申請手続きは基本的に勤務先が行うため、育休中に次の子の妊娠が分かったら、事業主もしくは人事担当者に連絡し、もれなく支給を受けられるよう確認をしましょう。
②:上の子の保育園入園は自治体のルールを確認
連続育休中でも上の子を保育園に預けたい場合は、自治体の保育利用要件を必ず確認しましょう。
自治体によっては、育休中は「保育の必要性がない」と判断され、入園できなかったり入園中でも退園を求められたりする場合があります。
ただし家庭状況や復職日がすでに決まっている場合など、入園や継続利用が認められる場合もあるため、事前に自治体に相談し、情報収集を始めておきましょう。
詳しくは、【年子ママ必見】連続育休中でも上の子を保育園に預けられる?実体験をもとに解説します!の記事をご覧ください。
③:生活設計を見直す必要がある
育休中は収入が減る一方で、子どもが2人になることで出費が増える場面も多くなります。こうした変化に備えるためにも、家計の見直しは欠かせません。
あらためて家計管理や、保険の見直しなど、ライフプラン全体を見直す絶好のタイミングでもあるため、連続育休を見据え現実的な生活設計を立てておくことが、育児と生活の両立を無理なく進めるための大切な準備となります。
なお、年子育児は生活リズムも大きく変化します。実際にどんなスケジュールになるのか不安な方は、【リアルスケジュール】ワンオペでも大丈夫!年子育児の1日ー上の子保育園と自宅保育編ーの記事も参考にしてみてください。具体的な流れを知っておくことで、生活設計の見直しや準備にも役立ちます。
まとめ
連続育休でも、条件を満たせば手当は支給されることがわかりました。ただし、ちょっとした働き方や申請のタイミング次第で、「減額」「支給対象外」になるケースがあるので注意が必要です。
制度は複雑ですが、事前に知っておくだけでも安心感が違います。
自分が支給対象なのか確認し、もらえる金額との差が出ないように調べておくことが大切です。
自分で調べることや家計について不安がある場合は、FP(ファイナンシャルプランナー)など専門家に無料で相談できるサービスを活用するのもおすすめです。
無理のないお金の見通しを立て、安心して次の子を迎えられる準備をしておきましょう。
